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初心者脱出!web広告の特徴と種類。とっておきの活用方法!

インターネットの広告市場の規模は年々増加しています。2016年のインターネット広告媒体費は、PC・スマートフォンを合わせると、なんと1兆378億円(株式会社電通「2016年 日本の広告費」より)。驚きの数字です。そして、2017年もさらに伸び続ける傾向です。

おそらくあなたも、webの広告を試してみようと思い、このページにたどり着いたのではないでしょうか?

 

しかし、インターネットで広告を出そうと思っても、よくわからない点がたくさんあるかと思います。

 

どこに連絡をすれば広告を出せるのか?

ひとくちにWeb広告と言ってもたくさんの種類があり、どの広告を選ぶか迷ってしまいます。

業者に頼ろうとしても、web業者はたくさんいます。

価格はピンからキリまであり、尚更どうしたら良いのか迷ってしまいます。

 

そんな謎だらけなweb広告について、初心者向けにわかりやすく基礎的な知識についてまとめました。

 

 

 

 

 

 

Web広告とは何なのか?web広告はどういう特徴があるのか?

 

 

今まで一度もweb広告を使用したことがない場合、
web広告自体にどういう特徴があるのか分からない方も多いと思います。

まずはweb広告とはどういうものなのか、調べてみました。

 

インターネット広告(インターネットこうこく、英語: Online advertising)とは、インターネットのウェブサイト(例:GoogleYahoo! JAPANなど)やメールを使用し、企業が製品やサービスのマーケティングのために行う宣伝活動のことである。携帯電話などのモバイル端末に表示される広告も含まれる。「ネット広告」と略されたり、「オンライン広告」「ウェブ広告」とも呼ばれる。(Wikipedia)

 

このように書かれていました。
要は、インターネット上のサイトやメールに広告を載せることがweb広告です。

 

Web広告には、アナログの広告では出来ない、デジタルならではのポイントがあります。

 

 

[web広告だから出来ること]

 

web広告だから出来ることは以下の3点があげられます。

  1. ターゲットの絞り込みが出来て無駄が少ないこと
  2. Web上で全ての作業ができること
  3. リアルタイムで効果が計測でき、改善することも簡単であること

 

3つをそれぞれ説明していきます。

 

 

 

1、ターゲットの絞り込みが出来て無駄が少ないこと

 

まず、「1、ターゲットの絞り込みができること」です。

 

ターゲットの絞り込み自体は、ポスティングや折込広告でも可能です。

 

アナログの場合の絞り込みはこんな感じです↓

業者は居住地の傾向を把握できるツールを持っていて、
エリアマーケティングでターゲットを絞り込んでチラシを配布し、
より精度の高い広告を出せるように工夫しています。

 

しかし、web広告は、もっとダイレクト。
その人の過去の検索結果やSNSに登録されているデータの趣味趣向の傾向を基に、
あなたの広告に興味がありそうなユーザーを見つけることが出来ます。

 

アナログのチラシは、興味を惹かれなかったら捨てられてしまいますが、
Web広告の場合、一度クリックされたらネットサーフィンの追跡をするタイプの広告もあります。

 

 

 

2、Web上で全ての作業が完結できること

 

また、「すべての作業がWeb上で完結できること」もメリットです。

 

アナログのチラシの場合、どうしても印刷代や人件費が必要になります。
配布するモノと人がいないと成り立たないからです。

もしもチラシを配り切れなかった場合は在庫になり、
あなたの事務所の隅に置かれることになります。

 

しかし、web広告は違います。
印刷する必要もないし配布する人件費も不要です。
すべてデジタルなので在庫を抱えることもありません。

 

また、Web広告はしっかり知識を付けていれば、自分でも広告が出せます。

業者に頼らず自分で出すとしたらコピーライティングやwebマーケティングを勉強しなければなりませんが、
純粋な広告費だけで広告を打つことができます。

 

 

 

 

3、リアルタイムで効果が計測でき、改善することも簡単なこと

 

「リアルタイムで効果を計測できること」も便利なポイントです。

特に、Web広告は、

PDCA(Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階)のサイクルを

取り入れることが出来るのでどんどん成果が出る方向へ改善していくことが可能です。

 

なぜ簡単にPDCAを回せるのかというと、閲覧数やクリック率などが全てデータとなって蓄積されていくから。

数字のデータを見れば、
例えば、AパターンとBパターンだと、どっちの方が反応が良かったかがすぐわかります。

即差し替えることも可能です。

仮説を立て、実行し、実際の反応を見て、数字が悪ければ改善していけるのがWeb広告です。
しっかり数字を追いかけていけば結果を出すことも難しくないというわけです。

 

 

 

 

 

Web広告の種類はどんなものがあるの?

 

ターゲットを絞り込めてWeb上で作業が完結し、広告の改善をしやすい
魅力的なWeb広告ですが、その種類はたくさんあります。

よく見かける、明らかに広告だとわかるものから、広告だと気付かれにくいものまで様々です。
代表的なweb広告についてご紹介します。

 

 

[代表的なWeb広告の種類について]

代表的なweb広告は以下のような広告があります。

  1. リスティング広告
  2. アフィリエイト広告
  3. アドネットワーク広告
  4. ソーシャルメディア広告
  5. ネイティブ広告(記事広告)

 

それぞれ順を追って説明していきます。

 

 

1、リスティング広告

 

リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果ページに表示される広告。

 

検索結果の上部に、[広告]と小さく書かれたテキストとURLを見たことがあるかと思います。
検索結果画面に現れるのがリスティング広告です。

 

リスティング広告を運営しているのはGoogleやYahoo!などの検索エンジンです。

 

リスティング広告の仕組みは、検索したキーワードと関連性の高い広告が表示されるようになっています。

 

例えば、あなたが「リスティング 広告 意味」で検索した場合。
恐らく、リスティング広告に多かれ少なかれ興味関心を持っているはずなので、
表示される広告は、リスティング広告の業者のものになります。

 

リスティング広告の費用は一律ではありません。
キーワードごとに単価が設定されています。
そして、ユーザーがURLをクリックしたとき課金が発生するようになっています。
(制約ではなくクリックで費用が発生します)

 

リスティング広告のデメリットとしては、
業種によってキーワードの単価が高額になるところです。

人気のキーワードだと、商品・サービス自体の売上とクリック単価の費用対効果が悪くなります。

 

また、最近は比較検討のためにサイトを訪れるユーザーが増えています。
クリックはされるけど内容だけ見て終わり、購入につながらないということです。
そうなったら、広告費だけ支払って儲けがない、ということにもなりかねません。

そのあたりには注意が必要です。

 

 

 

2、アフィリエイト広告

 

アフィリエイト広告とは、通常「成果報酬型広告」と言います。
アフィリエイターが設置した広告を通じて、成果に応じて費用が発生するタイプの広告です。

 

前述のリスティング広告とは違い、クリックされただけでは課金は発生されません。
実際の購入に繋がって、はじめて費用が発生します。

アフィリエイト広告の契約は、「アフィリエイトサービスプロバイダ(略称はASP)」と呼ばれる運営会社と行います。

ASPにはたくさんのアフィリエイターが登録していて、
アフィリエイターたちは、好きな広告を選ぶことが出来ます。
広告を選んだアフィリエイターたちは、自分のブログに広告を載せて、商品の紹介を行います。

 

アフィリエイト広告はリスティング広告のようにクリックで課金されることがないこと、
単価も広告主側が決めることが出来るので、リスクの少ない広告とされています。

 

アフィリエイト広告のデメリットとしては、掲載される保証がないことです。
アフィリエイターが魅力的と判断しなかったら選ばれません。

 

また、アフィリエイト広告の費用は、月額固定費が発生することも多いので、
掲載されずに利用料だけ支払うことにもなりかねません。

 

 

 

3、アドネットワーク広告

 

アドネットワーク広告とは、複数のウェブサイトやブログを利用してネットワークを形成し、
ネットワーク内のサイトへ広告を配信する広告です。

 

アドネットワーク広告を利用する時は、アドネットワークを構築している会社に広告を出稿します。
すると、その会社から一括で各サイトの広告枠へ配信されるようになっています。

 

一括で配信されるので、広告ターゲットとは全く関係ないメディアにも配信されます。

 

アドネットワーク広告の費用は、インプレッション保証型(一定のインプレッション(表示)数を
達成するまで広告を掲載を続けること)とクリック課金型が主流となっています。

 

 

 

4、ソーシャルメディア広告

 

ソーシャルメディア広告とは、ソーシャルメディアに表示される広告です。
Facebook広告、Twitter広告、Instagram広告、LINE広告などがあります。

 

ソーシャルメディアはいつの間にか生活の一部になっているくらい、浸透しているツール。
今では全インターネットユーザーの6割以上が利用しているそうです。

 

ソーシャルメディア広告の最大の特徴は、
オーディエンスデータ(ユーザーの趣味嗜好や属性の情報)を活かして広告を展開できる事。

 

オーディエンスデータに基づいた広告が良いのは、趣味嗜好の合うユーザーに広告が出せること。
興味のないユーザーには届かないので無駄がありません。

 

ソーシャルメディア広告のデメリットとしては、
ソーシャルメディア自体の仕様変更によって、その都度、対処しなければいけないこと。
また、移り変わるスピードもはやいので、PDCAをしっかり運用する必要があります。

 

 

 

 

5、ネイティブ広告(記事広告)

 

ネイティブ広告とは、記事の中に自然と広告を溶け込ませ、ユーザーにストレスを与えずに
情報を届けるタイプの広告です。

 

ネイティブ広告は、とても幅広い意味合いを持ってます。
広告と気付かせずに情報を届ける、ということで、
リスティング広告もネイティブ広告の一種であるといわれています。

 

ソーシャルメディア広告も、通常のタイムラインに自然と表示されていますので
こちらもネイティブ広告です。

 

このように、コンテンツの中に自然と溶け込ませる、
ユーザーから嫌われないネイティブ広告ですが、
リンク先のページがガッツリ宣伝のページだと、結局、ユーザーにストレスを与えてしまいます。
ストレスを与えたら引き返される可能性が高くなるので意味がありません。

 

リンク先のページもコンテンツとして、
ユーザーに負担を与えない構造にすることを工夫しましょう。

 

 

 

 

 

Web広告を行おうとする前に知っておいてほしい情報

 

 

ここまででweb広告のポイントや種類はわかったかと思います。

しかし、web広告を出す前に、知っておいてほしいことがあります。

このことはWeb広告の業者もあまり知らないかもしれません。

Web広告を行おうとする前に「お客様の流れ」についての対策は取っていますか?

 

 

 

例えば、
web広告を出すとき、こういう展開を思い描いてはいないでしょうか?

 

[期待したい流れ]

 

広告を出稿する

HP(ランディングページ)のリンクを貼る

HP(ランディングページ)を読んだ人は購入してくれる・・・

 

 

 

この流れは、
商品・サービスにもよりますが、
正直なところ、かなり厳しい展開かもしれません。
成約には繋がりにくいってことです。

 

 

先ほど、リスティング広告の項目でも触れましたが、
ユーザーは、比較検討のためにページを訪れて、
情報だけを仕入れて去っていくことが多くなっている現状があります。

 

ユーザーは、検索をして、内容を読んで、違うページに移動、
どんなに商品・サービスのメリットを強調しても、比較検討のために観覧しているのです。

 

その結果、安さで勝負しているライバル企業を見つけて、
チャンスを持っていかれてしまう可能性もあります。

 

リスティング広告だと、クリックされた時点で課金が行われるので
商品・サービスが売れずにお金を払うという一番避けたいパターンになってしまいますね。

 

 

では、
「広告は見られてるのに、商品・サービスは買われない」という一番嫌な現象。

どうしたら回避できるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

それは、

 

ユーザーがここで買いたい!と思えてくる環境にすることです

 

 

 

・・・当たり前ですね。

 

では、どうすれば「ここで買いたい!」と言う気持ちにさせられるのでしょうか?

 

 

「限定〇個のサービス!」
とか、
「あと〇時間で応募終了!」
と、希少性や限定性を煽るのもひとつだと思います。

 

 

ただ、
このやり方を毎回やっていくのは限界があります。
いつまでも続けていくには無理がありますね。

 

 

 

 

そこで、
私たちが提唱する、
無理なく自然と、お客様が「ここで買いたい!」と思わせる方法は、ひとつ。

 

それは、

 

ユーザーとあなたの信頼関係を高めること。

 

だと考えます。

 

 

 

例えば、このような二択があります。

 

1,良い商品・サービスを扱う、よく知らない人。

2,上記と同じ商品・サービスを扱う、気心知れた知り合い。

 

 

あなたはどちらからモノを購入したいでしょうか?

 

 

恐らく、多くの方が知り合いから買う方を選びますよね。

 

 

 

 

ホームページも同様です。

 

縁もゆかりもない状態の相手にモノを売ろうとしても、
買おうという気持ちにはなりづらいのです。

 

だったら1円でも安いところを選びたいと思うことでしょう。

 

 

広告を使って効率良く売上を上げようとしているのに
結果に繋がらないってことです。

 

すぐに売上を上げるため広告を出したい気持ちもありますが、
実は、すぐに売るのは売りづらいのです。

 

 

 

では、

広告は、どのように使ったら良いのでしょうか?

 

広告を打つことは悪ではありません。

ただ、いきなり販売に繋げようとすると上手くいかないということ。

 

初対面の人にプロポーズしても相手の心には響かないのと一緒です。

 

 

私たちがオススメする広告の打ち方は、

 

「売るための広告」から

「信頼関係の入り口となる広告」に

 

変えてみることです。

 

 

 

 

どのように行うかというと、
まず、広告のリンク先で売ろうとしません。

 

クッションを置くこと。

しかも、相手が喜ぶクッションです。

 

信頼関係を築くために、自分に興味を持ってもらうために、
まずは相手にメリットを与えるのです。

 

人と人との関係でも言われることですが、
「相手の気持ちを考えて行動する」ってことです。

 

相手が喜ぶものは、例えば、
商品・サービスの情報が詳しく載った無料のレポートなどです。

 

もちろん、ただレポートをプレゼントして終わりではなく、
相手のメールアドレスを聞き出し、そこから情報(メルマガ)を提供し続けるのです。

 

こうして、無料レポートを受け取ってメルマガを定期的に購読する頃には、
無意識のうちにあなたの情報や価値観を受け取り、
だんだんと好感を持つ=ファンになっていきます。

 

やがてファンとなったところで、あなたは商品・サービスを紹介し、
相手も「いつも良い情報を教えてくれるあの人だから間違いない!」と
購入に至るというわけです。

場合によっては口コミで周りの友人に広めてくれるかもしれません。

 

 

 

 

Web広告のまとめ

 

Web広告について、いかがでしたか?

 

いきなりWeb広告自体はとても手軽に実施できますし、
うまく使いこなせば費用対効果の良い便利な広告ツールとなりますよ。

 

Web広告を賢く活用して、競合他社と差をつけてしまいましょう!

ABOUT ME
野口 伸子
リタマーケティングの野口です。
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